2016年3月11日金曜日

給食調理部門の外部委託を楽集館方式の提案する一般質問

以下のように3月11日定例会一般質問いたします。傍聴またはccネット放送を見てください。なんとしても白川に自前給食システムをつくりたい!大手の給食産業に白川の給食調理をまかせるなんて!白川の誇りを捨てる行為だと私は思います。

平成2833日提出
                白川町議会議員  服部圭子
白川町議会議長  島田有康様
  一般質問通告について
白川町議会会議規則第612項の定めるところにより、次の事項について質問したいので、通告します。

給食センターの調理、配送部分の民間委託について

提案説明では、議員の皆様と共に調査、研究を進め、検討委員会を立ち上げ関係者の意見集約を進めてまいりましたが、より安定的な給食の提供を進めるために、一部の作業を民間に委託するために準備を進めたいと考えているとあります。
予算書では給食センター委託業者選考委員報酬とありましたので、このことについて質問いたします。

①まず、調査研究を進めとありますが、議会では、八百津、七宗町、可児市の給食実施の視察を行いました。その後の調査研究というのは、これまで報告は受けていませんが、どのような調査研究がされたのかを質問いたします。

②その後民間委託には、予算もより多くかかり、調理員の報酬も下がり、今後人口減となる給食に、町外大手企業への委託は、持続性に疑問もある等の議員からの意見もありました。また、検討委員会をもって進めるべきとなったと認識いたします。検討委員会では、説明し、意見を聞いたという認識で、外部委託に対し、合意してはいなかったと認識しています。議会での意見や条件についてどのような考えなのか。また、検討委員会で、どのような検討をされたのかを質問いたします。

③第5次総合計画前半の中で、民間委託する町内事業体をつくる事を支援するといった文言があります。民間委託するとしても、これまで培ってきた白川町の調理員さんたちを中心として、また、関係者によって人選した調理会社を創業する支援といったことはどのように実行努力されてきたのでしょうか?

④これは給食事情をよく知る関係者の方のお話ですが、図書館の楽集館に図書館事業を委託しているように、給食の調理を委託する事業体を作ることは努力できることではないかと言われました。以前より私は、こういった事業体ができたらと漠然と考えていましたが、白川町には楽集館という、民間委託事例があります。30年前移住してきました私は、図書館司書もいなく、地区には子供の図書館もなかった時、地域公民館に、むつみ文庫をお母さん仲間たちと作ったことを思い出します。その後白川町の図書館活動は、目覚ましく発展し、町村規模では先駆けた図書館のある町となり、読書活動では全国的な評価をされる町になりました。
この楽集館方式を給食調理委託に応用して、現在の素晴らしい白川町の給食を町内の事業所で担っていく方式へと準備を進めていくことで、調理員さんの身分保障も進みますし、地場産業が一つ起業されることになります。そして、小規模ならではの、より郷土と密着した給食や食育が進むこととなるのではないかと思います。このような提案に対しての考えも含め、町長に答弁をお願いいたします。


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